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定休日・営業時間外の店舗を「間借り」で貸す方法|飲食店オーナーの新しい収入源

2026年10月16日 オーナー向けコラム

飲食店やカフェ、物販店には、定休日やランチ後の空き時間、夜だけ営業しているお店の昼間など、お店が使われていない時間があります。その時間を別の事業者に貸し出す「間借り」は、オーナー様にとって新しい収入源になります。

間借り営業とは

間借り営業とは、既存のお店を、営業していない曜日や時間帯だけ別の人が借りて営業することです。たとえば次のような使われ方があります。

  • 夜営業のバーを、昼だけカレー屋さんやカフェとして貸す
  • 定休日の飲食店を、1日だけのイベントやポップアップに貸す
  • 物販店の休業日を、作家さんの展示販売会に貸す
  • 独立前の料理人が、お店を持つ前の「お試し営業」に使う

借りる側にとっては、開業資金をかけずにお店を始められるため、近年とくに需要が高まっています。

オーナー様のメリット

家賃負担を軽くできる

使っていない時間の利用料で、毎月の家賃や固定費の一部をまかなえます。

お店の認知度が上がる

間借りの出店者が自分のSNSで告知することで、普段とは違うお客様がお店を知るきっかけになります。

設備を活かせる

厨房設備や客席、什器がそのまま使えることが、借りる側にとって大きな魅力です。居抜きに近い状態で貸せるのは、営業中の店舗ならではの強みです。

貸す前に確認すること

  • 賃貸借契約の内容:お店を借りて営業している場合、第三者に使わせること(転貸)が契約で禁止されていることがあります。必ず貸主(大家さん)の承諾を得てください。
  • 営業許可:飲食店の営業許可は、原則として営業する人ごとに必要です。間借りでの営業許可の取り扱いは保健所によって異なるため、出店者に管轄の保健所へ事前相談してもらいましょう。
  • 酒類の提供:お酒を提供・販売する場合も、出店者側で必要な手続きを確認してもらいます。
  • 保険:火災や事故に備え、お店の保険が第三者の営業中も対象になるかを確認しておきましょう。

※許認可や契約の扱いは地域・物件によって異なります。詳しくは保健所や専門家にご確認ください。

トラブルを防ぐルールづくり

間借りで多いトラブルは、「設備・備品の使い方」「片付け・清掃」「食材や備品の保管」に関するものです。次の点を事前に決めて、書面で共有しておくと安心です。

  • 使ってよい設備・調理器具・食器と、使えないもの
  • 冷蔵庫・冷凍庫・棚のどこを使ってよいか
  • 営業終了後の清掃範囲と、チェックリスト
  • ゴミの分別と持ち帰りのルール
  • 鍵の受け渡し方法と、入退室の時間
  • 設備を壊した場合の連絡方法と費用負担
  • 看板・のぼり・SNSでの店名の出し方

料金の決め方

間借りの料金は「1日いくら」の定額か、「売上の◯%」の歩合が一般的です。はじめは定額のほうが管理しやすく、双方にとってわかりやすいでしょう。光熱費やガス代を含めるかどうかも、あらかじめ決めておきます。料金設定の考え方は短期貸しの料金設定の決め方の記事も参考にしてください。

まとめ

お店が使われていない時間は、借りたい人にとっては「すぐに始められるお店」です。ルールをしっかり決めておけば、オーナー様にとっても安定した収入源になります。

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